Surgery First

私がサージェリーファーストを選択したワケ。

これ以上受け口になるのが怖かった

こんにちは。つぐみ(@Tsu__Gumi)です。

今回は、なぜ私がサージェリーファースト(外科手術後の矯正治療 )をしようと思ったのか、その理由をお話したいと思います。

先に結論から言ってしまうと、私がサージェリーファーストを選んだ一番の理由は、術前矯正による容貌の悪化を避けたかったからです。

術前矯正は、その状態を正常な位置に戻すことを目的としているため、矯正が進むにつれて下の歯はどんどん外側に傾いていき、容貌もますますしゃくれ顔になります。

歯は、かみ合わせが安定する方向に自然と移動しようとする性質があります。
そのため、私のような骨格性反対咬合の場合、上の歯は唇側に下の歯は内側に傾いています。

これまで長い間受け口で悩んできたのにも関わらず、人生史上最大の受け口になることが分かりながら約2年間の矯正治療を進めることに耐えられませんでした。

ずっと矯正治療をしたい気持ちはあったものの、術前矯正による顔の変化が怖くて治療に踏み切れずにいたときに知ったのが、サージェリーファースト法です。

しかし、ここで1つ大きな問題が…。保険診療は医学的にスタンダードとなっている治療に適用されるため、新しい治療であるサージェリーファーストは保険適用外となり、全額自己負担で賄う必要があるのです…!

お金をとるか、精神的な苦痛をとるか、かなり悩みました。

もちろん、気にかかっていたのはお金だけではありません。
新しい治療法であるサージェリーファースト自体への不安もありました。

サージェリーファーストのメリットとデメリット

自分で調べたり先生からお話を聞いたりするなかで知った、サージェリーファーストの主なメリット・デメリットは次のようなものでした。

主なメリット

  • 治療期間が約1〜1.5年と短い(保険診療の場合は術前矯正だけで1〜2年)
  • 治療を始める前に手術のタイミングを決められる(保険診療の場合は術前矯正の進行度に左右される)
  • 最初に外見が改善され、治療中に容貌や嚙み合わせが悪化しない
  • 手術により骨の代謝が促進され術後の歯の移動が加速する

主なデメリット

  • 保険が適用されず治療費は全額自己負担
  • 術後のかみ合わせが安定するまでに3-4カ月必要
  • 手術後の咀嚼機能の回復に時間がかかるため、流動食期間が長くなる
  • 執刀医の技術と経験に左右される

未来を信じて自分に投資する

このように見てみると、自分自信の我慢や負担だけではどうにもできないデメリットは「執刀医の技術と経験」だけでした。

なんでも、サージェリーーファーストでは術前に一程度の移動量は決めておくものの、最終的な骨の移動量は顔のバランスを見ながら手術中に決定するそうです。

新しい治療法であることを考えても、執刀医の技術や経験により結果が左右されるのは当然かもしれません。

大金をかけて、確証がもてない治療法に自分の顔をあずけることは、一種の「賭け」でもありますが、それでも私はサージェリー—ファースト法で治療をすることに決めました。

それは、治療計画を立てる先生が、サージェリー—ファースト法の第一人者であったこと、手術を受ける医院や執刀医の実績を考えても、「きっと大丈夫」と思えたからです。

手術前のため、このブログを書いている時点では、私の選択が果たして正解だったかどうかは分かりません。

けれど、何も選択しなければ、何も変わりません。
お金もかかりますが、あと50年以上は付き合っていかなければいけない容貌を変えて健康に過ごすために、車一台程度のお金を出すのは、決して高い買い物ではないと思います!

今は、ただ未来を信じて、虫歯予防など今自分が出来ることを進めていきたいです。

そして、、とにかく頑張って働きます…!笑

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